ダイエットというと「カロリー」「体重」など、それらばかりに気を取られている方が多いと思います。
もちろん「痩せたい気持ち」からくるダイエットは「体重減」を目指すので、お気持ちは痛いほどわかります。
ただ私たちの「こころ」と「カラダ」は口から食べる食べ物(栄養)でてきていて、それを分解、消化、吸収して「太る」も「痩せる」も左右されていきます。
ですので、そのメカニズムをうまく活用できることで「食べていないのに痩せない?」や「痩せたら過食気味になった!」などの不安が解消されて、叶えたい健全なダイエットが無理なくできていきます。
目次
栄養は、それぞれの「役割」がある
口から入った食べ物(栄養)はそれぞれ「役割」を担っています。意識しなくても日々、カラダが活動状態になり、夜は休息状態に切り替わりますが、常に栄養はその役割を体内で果たしています。
体内の働きは夜になると自然に眠くなり、朝、光を浴びたり、食事を摂ったりすることで活動開始のスイッチが押されて、一定の代謝リズムを刻んでいます。
この繰り返しの日々で、栄養が潤滑に役割を果たしていることで私たちの健康は守れていけています。
食事を摂ると、体内で消化、吸収、代謝されますが、この働きは、食べ方によって大きく左右されます。
つまり「偏らないように食べる」ことは「栄養の偏りも防げる」そして、それぞれに必要な「栄養素」が必然的にとれるので、こころとカラダのメカニズムを通して、その役割を果たせていける「食習慣」のリズムをつけることは、健康やダイエットにつながる食べ方なのです。
「食べない」「極端に減らす」「偏る」は、いわば体内の活動を阻害するので、痩せにくい体質になってしまいます。
朝食は「活動開始スタート」のガソリン!
昨今「朝食は欠食」という風潮がいまだにあるようですが、朝、起きたことが「こころとカラダ」に伝わることで私たちの体内は「活動開始」のゴングがなります。
逆を言えば「起きたことに心身が気づいていない」とそのゴングはなりません。そうなると私たちの体内は「代謝などの活動をしていかない」になります。
では、起きたことが伝わるには、何をしたら!になるかと思いますが、それは
「朝ごはん」を食べること!
栄養(エネルギー)も摂ることになるので、こころとカラダは喜んで元気に新陳代謝を上げていってくれます。
ですので「欠食」をすることは、車に例えると、車もガソリンがないとエンジンを回せずに走れないですものね。
人は空腹になると良く「ガス欠」とも例えますが、まさに、それと同じで、特に活動開始の朝の「朝食」はとっても重要になります。朝から「ガス欠」では、その1日の日常生活を考えたら想像するまでもないですよね。
また、朝陽を浴びることも「脳」が目覚めやすくなります。そこに朝ごはんで「腸」が目覚めていれば、この脳と腸の相関関係のリズムがつくので、スムーズに新陳代謝があがります。
食べたものが栄養になり代謝し、不必要なものは体外に排出される、こころとカラダのメカニズムに。ですから欠食や、1日、何もしないでゴロゴロは…逆に太る体質をつくっていることになります。
昼食・夕食は好きなものを「主食+主菜+副菜」で
朝食でも言えることではありますが、やはり食事にも基本の形はあります。
主食(ご飯や麺類など)、主菜(肉や魚など)、副菜(野菜、キノコ類、海藻類など)を揃えて取ることで、栄養のバランスが整ってきます。
昼食や夕食が外食であれば定食をオーダーしたり、コンビニであれば、牛丼にサラダ、カップみそ汁などを組み合わせたりすることでバランスが取れてきます。間食も「美味しい」という気持ちは「こころの栄養」でもあるので、適度に取り入れることは、これらも新陳代謝をあげることになります。
《参考例》
まとめ
「好きなもの」を取り入れながら、そして無理のない「ライフスタイル」をおくりながら「偏らないお食事」を心がけることで必然的に必要な適量の栄養が摂取できて、こころとカラダの循環が良くなっていきます。
逆に
・食べない
・偏る
・ストレスが続く
は、私たちのこころとカラダには、ゆくゆく、とても負担がかかってきます。
なので、疲れて
「代謝も落とす」
「代謝を制限する」
「代謝しないで、もしものために、エネルギーの高い脂肪をため込もうとする」
ですから
・食べていないのに痩せない
・こころも苦しい
に繋がってしまう。
難しく考えることはありませんし、難しく細かく考えるとかえって、さらに代謝を阻害するストレスになるだけなので、ダイエット以前に、こころにもカラダにも良いことはありません。
ですので、
食べることで
●太り過ぎている人は体重が健康的に減る
●痩せすぎている人は体重が健康的に増える
ここを押さえていきましょう!