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ダイエットとメンタルの関係

ダイエットをされた後(している時)こころの風邪のようにメンタル面で不安を抱えている方が増えてきています。

以前より過食気味になってしまったり、気分や体調も悪くなって、その矛先が日々の食事に向けられていき、その後の自己嫌悪などで、さらにメンタルも低下気味に…

「痩せたい!」と思ってダイエットを始めただけなのになぜ、メンタルが不安定になるのでしょうか?

それはダイエットは「食べ物」の栄養が関わりますが、同時にメンタルを左右する「脳」にも栄養が大きく関わるからです。脳を機能させている「脳細胞」は思考も司る「脳内ホルモン」を作りします。ですから大切な脳細胞にも栄養が必須になります。

ダイエットがメンタルを不安定にさせやすい3つの理由

私たちは口から食べる食べ物(栄養)でできていますが、それはカラダを機能するだけではなく、こころ(感情)にも影響を及ぼし、その感情を司る(司令塔)が脳を機能させている脳内ホルモンです。ですからダイエットでもし、必要な栄養が欠損すれば、こころも不安定になっていきます。

脳に必要な栄養が摂れていない

脳もれっきとした「臓器」になりますので、栄養が不足すれば正常な機能を果たさなくなります。

偏らない、極端さがないお食事でしたら本来は不足することは、さほど心配はないのですがダイエットなどは「太るから!」「カロリーがあるから!」など安易に食事を減らしやすくなります。

ですから一部の栄養がとれても、他の栄養が足らなくなるので必然に「脳の栄養」も不足していきます。

そのことから脳内ホルモンの活動も正常にできなくなり不安定になります。

脳に必要な栄養が他に回される

脳が最優先していることは何かご存じですか?

それは「生きること」です。ですから何かしらの「偏りあるお食事」「減らしたお食事」で生きるためのエネルギー源のもとである炭水化物の糖質が必要量に満たされないと、脳は他の栄養素を糖質(ブドウ糖・グルコース)に変えて(このことを「糖新生」と言います)生きるためのエネルギー源を作るので、本来は「脳」の栄養に回されるはずであった、たんぱく質や脂質が糖質のグルコースになってしまうので、脳内ホルモンのバランスがアンバランスになってメンタルもアップダウンが目立つようになっていきます。

過度の我慢で脳の栄養を減らす

私たちは美味しく楽しく食事をしたり、何か幸せを感じることがあると脳内ホルモンでもっとも重要な働きをする幸せホルモンと言われるセロトニンも増えていきます。

ただ、我慢をしすぎると、ストレスホルモンと言われているコルチゾールがたくさん分泌されやすくなって、セロトニンが減りだしてきます。

そうなるとセロトニンは脳全体の脳内ホルモンをまとめる役目も担っているので、他の脳内ホルモンも暴れやすくなり、気持ちの起伏が、自分の意志と反して、出やすくなります。

ダイエットとメンタルの関係<まとめ>

このように、ダイエットとメンタルは深く関わっています。

極端な、そして食べないダイエットをされると、このようにメンタルに響きやすくなります。

・食事の面では摂食障害

・こころの面では気分障害(うつ傾向)

そして、日頃より、生きづらさを感じている方などは、さらにメンタル面にも出やすい状況にもなりやすくなります。

もちろん、偏らない、極端な食事制限のない、またストレスが軽減されているダイエットであれば、健全なダイエットになってメンタル面も安定しやすくなり、さらに向上していきます。

ダイエット、されどダイエット

どうか、

「こころとカラダは密接につながっている」

「食べ物を大切にすることは自分を大切にすること」

を忘れないでいってくださいね。

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