「過食嘔吐をやめたい」と感じているあなたへ。このブログでは、過食嘔吐をやめるための具体的なステップと、心のケアについて丁寧にお伝えします。
過食嘔吐はただの食事の問題ではなく、心と深くつながっている行動です。その背景には、自分では気づいていない感情や考え方があることも珍しくありません。
焦らず、自分を責めず、一歩ずつ向き合うことで改善の道が見えてくるでしょう。
過去の自分に寄り添ったり、誰かに相談したり、小さな成功体験を積み重ねることが大切です。また、「食べること」への考え方を見直し、無理に完璧を目指さないで、できるとことから「偏らない食事」を実践していくことも症状の改善に役立ちます。
この記事では、心のケアと行動の工夫を結びつけ、具体的なアプローチを分かりやすく解説します。大きなテーマを5つに分け、それぞれの実践方法をお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
今回は、こころとカラダの栄養ダイエットでカウンセリング栄養コーチをしている管理栄養士の筆者が「過食嘔吐をやめたいあなたへ～心のケアと具体的なステップ」をお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。
目次
過食嘔吐をやめるための第一歩～心の声に耳を傾ける
過食嘔吐をやめるためには、まず自分自身の心の声に気付くことが大切なのだと、今、目の前の辛さでいっぱいな方には少しきれいごとに聞こえる方もおられるかもしれませんが私の経験からも思います。
過食嘔吐は、ただの食行動の問題ではなく、自分の中にある感情や考え方が複雑に絡み合った結果として起こっていることがあります。
「なぜ過食してしまうのだろう？」
「どうして吐かずにはいられないのだろう？」と思ってもいい！
でも、そこで自分を責めるのではなく
「うんうん。そうだよね。そう思ってしまうし悩んでいるんだよね。」
みたいに自分で自分に寄り添ってあげて欲しいと思います。
それは、無意識のうちに感じているストレスや不安、自己否定的な思いが、そうした行動につながっている場合もあるからです。
ですので、まずは自分で自分に安心感をと思います。
大切なのは、自分を否定したり責めたりしないことです。
「自分はダメだ」
と感じてしまうと、さらに過食嘔吐が繰り返される悪循環に陥りがちです。それは不安で脳内の思考が覆われてしまうから。
その代わり、自分がどう感じているのか、どのようなことがきっかけでその行動に至るのかを、自分に寄り添って、あなたの声に耳を傾けてあげてみてくださいね。
このステップが、過食嘔吐の背景から卒業していく最初の一歩になります。
体験談を含む摂食障害の方もできるこころとカラダの栄養ダイエット公式HPにて「3ステップ無料動画プログラム」期間限定で配信中です。ご興味のある方はこちらから↓↓↓
なぜ過食嘔吐をしてしまうのか？背景にある感情に寄り添う
過食嘔吐には、必ずその行動を引き起こす感情やきっかけが過去、今、未来への不安など、それぞれに様々あります。
それは、仕事や人間関係からくるストレス、自己否定的な思い、孤独感、あるいは過去のつらい経験かもしれません。
過食嘔吐を繰り返してしまう背景には、多くの場合、その行動が一時的にメンタルのバランスを保つ役割を果たしているという事実があります。
そのため、単純に「やめなければならない」とだけ考えたり、自分を責めるのではなく、「私にとって何が必要だっで、何を本当に求めていたんだとう？」と、感情に寄り添ってあげれることがカギになります。
まずは「なぜ過食嘔吐が続いてしまうのか」を責めるのではなく、そんな自分に共感してあげるところから始めてみてくださいね。
心の内側にある「本当の理由」「本当の叶えたいこと」に近づくことが、症状改善への道につながります。
今の自分が当時の自分を受け入れることが大切
過食嘔吐で苦しんできた自分をどう思いますか？もし「どうしてあんなことをしてしまったのだろう」と責める気持ちがあるなら、少し立ち止まってみてくださいね。
当時の自分も、きっと何かに耐えようと頑張っていたはずです。その気持ちを否定するのではなく、「そういう状況もあったんだね」と思ってあげることが大切です。
当時と今の自分は違いますが、当時の自分がいたからこそ、今「やめたい」と思えているのです。そして、「その時も精一杯生きていた」と認めてあげると、過去との向き合い方が少しずつ変わっていきます。
過去を受け入れることで、心が少し軽くなり、次に進む力が湧いてきます。
自分を責めずに向き合う～心を軽くするための思考法
過食嘔吐をやめようと考えると、どうしても「またやってしまった」と自分を責めてしまうことがあります。
でも、そのような思いにとらわれ続けると、心の負担がどんどん大きくなり、症状が改善するどころか悪化してしまうこともあります。
ここでは、自分への責めや否定的な感情から少し離れ、心を軽くする考え方についてお伝えします。
過食嘔吐を「絶対に悪いこと」と決めつけたり、「どうして自分はダメなのだろう」と思い込む必要はありません。
誰にでもつらい時期があるように、過去の行動にも理由があったのです。自分を責めることで得られるものはなく、むしろ「今」をどうしていくかを考えることが、気持ちを前に向けるカギです。
小さな工夫やセルフケアを取り入れながら、自分を軽くしていく方法を一緒に見ていきましょう。
体験談を含む摂食障害の方もできるこころとカラダの栄養ダイエット公式HPにて「3ステップ無料動画プログラム」期間限定で配信中です。ご興味のある方はこちらから↓↓↓
過食嘔吐を「悪いこと」と捉えすぎない大切さ
過食嘔吐に悩んでいると、「こんなことをする自分はダメだ」「なんでやめられないんだろう」と自己嫌悪に陥りやすいものですよね。
しかし、そのように自分を責めることが心にさらに負担をかけ、状況を悪化させてしまうことがあります。だからこそ、自分の行動を「絶対にやってはいけないもの」と厳しく捉えすぎないことが大切です。
過食嘔吐は、現在の自分が何とかして心のバランスを取ろうとした結果とも言えます。
「どうしてあの時してしまったんだろう？」と思い詰めるのではなく、自分に対して「その時はこれが必要だったのかもしれない」と少しだけ理解を示してみてください。
過去の行動を否定するのではなく、その背景や状況を冷静に受け止めることが、回復への大きな一歩です。そして、「これからどうするか」を優しく考えられるようになれば、きっと心が少し軽くなるでしょう。
こころの負担を軽減するセルフケアのすすめ
過食嘔吐をしてしまった後、「どうしてまた自分は繰り返してしまうんだろう」と頭を抱えたくなる時もあるでしょう。
そんなときには、心にたまった負担を少しでも軽くするためのセルフケアを取り入れてみてください。セルフケアとは、「自分をちょっとだけいたわってあげる習慣」を作ることです。
具体的には、まず好きなことやリラックスできる時間を意識的に作ってみましょう。たとえば、好きな香りのお茶を飲んだり、散歩に出て風の音に耳を傾けたりするのも効果的です。
また、日記やメモにそのときの感情を書き出してみるのも、心の整理に役立ちます。一番大切なのは、「頑張らなくてもいい」と自分に許可を与えることです。
無理に過食嘔吐を止めようとするよりも、まず心の負担を軽くして前向きな気持ちを増やしていきましょう。小さな積み重ねが、やがて大きな変化を生みます。
一人で抱え込まない～相談やサポートで広がる安心感
過食嘔吐をやめるために自分なりに努力をしていても、上手くいかないこともあるかもしれません。一人で抱え込むと、さらにストレスがたまり、行動を繰り返してしまうこともあります。
そんなときこそ、誰かに話を聞いてもらったり、専門家に相談することを考えてみてください。「相談するなんて恥ずかしい」「頼るのは情けない」と思うかもしれませんが、それは決して弱さではなく、前へ進むための大事なステップです。
専門家の助けを借りることや信頼できる人に悩みを話すだけでも、自分一人では見えなかった新しい気づきが得られることがあります。
また、そういった人との関わりは、過食嘔吐をやめたいという気持ちを現実化していく力にもなります。この章では、相談やサポートを受けることによる安心感や、その具体的な方法についてお伝えします。
体験談を含む摂食障害の方もできるこころとカラダの栄養ダイエット公式HPにて「3ステップ無料動画プログラム」期間限定で配信中です。ご興味のある方はこちらから↓↓↓
自分ではどうにもならない時は専門家を頼る勇気を持とう
過食嘔吐をやめたいと思っていても、「もう何をしても無理だ」と感じるタイミングがあるかもしれません。
そのようなときは、無理に一人で解決しようと思わず、専門家に相談してみることを考えてみてください。精神科医、カウンセラー、栄養士など、あなたの症状や状況に寄り添ってくれるプロがいます。
専門家に相談することには、客観的な視点や具体的な解決策をもらえるという大きなメリットがあります。話すだけで心が軽くなる場合もありますし、専門の知識や経験を持つ人だからこそ提供できるサポートがあるのです。
孤独に感じる気持ちも和らぎ、これまで見えなかった問題の糸口が見つかるかもしれません。勇気を出して扉を開いてみましょう。
周囲の協力が「やめたい」を実現する助けになる
信頼できる友人や家族に過食嘔吐の悩みを相談することで、状況が大きく変わることがあります。
何もかも一人で抱え込むと、解決に向かうエネルギーが失われてしまうこともありますが、誰かに話すことで、気持ちが楽になるだけでなく「一緒に頑張りたい」という心強いサポートが得られるかもしれません。
相談相手が、家族やパートナーなど身近な人だと、日々の生活での小さな困り事にも手を貸してもらえる場合があります。
例えば、一緒に食事をとる、買い物をするなど、日々の行動で支えになってくれることが心の安心感にもつながります。「やめたい」という思いを共有することは、あなたが次のステップを踏み出すための力になります。
カラダへの優しさを取り戻す～安心できる「偏らない食事」について
「食べる」という行為が怖くなったり、「何をどう食べたらいいかわからない」と悩むことが、過食嘔吐を経験している人にはよくあります。
ただし、無理に「バランスの良い食事」を目指したり、完璧を求めようとすると、プレッシャーがかかりかえって逆効果となることも。
大事なのは、まず「食べること」自体を少しずつ安心だと感じられるようになることです。
「偏らない食事」というのは、すべてをきっちり整えた食事ではなく、その時々で無理なく取り入れられる範囲の食事を楽しむことです。
ここでは、偏らない食事の考え方や、気軽に取り入れられる工夫についてお伝えします。食事を楽しいもの、安心できるものだと捉えられるようになれば、からだへの優しさも自分への優しさも増していくでしょう。
体験談を含む摂食障害の方もできるこころとカラダの栄養ダイエット公式HPにて「3ステップ無料動画プログラム」期間限定で配信中です。ご興味のある方はこちらから↓↓↓
食べることを楽しむためにできる工夫
「食べること」が楽しみではなく不安やストレスに感じられるなら、小さな工夫を取り入れてみましょう。
例えば、一人で食べることが不安なら、信頼できる友人や家族と一緒に食事の時間を持ってみるのも良い方法です。
また、初めて試す食材や、見た目が美しい小さな料理を用意することで、「食べたい」という気持ちが引き出される場合もあります。
食べる量や内容を厳密に決めすぎないこともポイントです。「何を食べればいいのかわからない」ならば、自分が「少しなら食べられそうだな」と感じるものからで構いません。
少しずつ「食べること」に対する恐怖心を和らげ、楽しさや穏やかさを感じられるように工夫していきましょう。
偏らない食事と日々の体験が心を支える
偏らない食事は、食べる内容が完璧に揃った食事を意味するわけではありません。その時々で、自分に無理がない範囲で食べられるものを取り入れることが重要です。
例えば、朝はヨーグルトだけでもいいし、お昼に少し果物をプラスするだけでも十分です。「完璧にやらないといけない」と考えなくても、それだけで心身のバランスが少しずつ整っていきます。
さらに、食べ物だけではなく、日々の小さな楽しみや良い体験が心の栄養にもなります。天気の良い日に散歩をしたり、自分の好きな音楽を聴く時間を取ることも一つの方法です。
食事と活動の両方を通して、心もからだも穏やかになる感覚を大切にしましょう。
「痩せる」「太りたくない」の強い執着を手放して本当の幸せへ
多くの人にとって、過食嘔吐の背景には「痩せたい」という強い願望がある場合があります。しかし、「痩せていること」だけが幸せの条件ではありません。
むしろ、痩せていることに執着するあまり、心の余裕をなくしてしまうこともあります。本当に大切なのは、自分らしく生きる未来を見つけることではないでしょうか。
「痩せること」を一つの目標として考え続けるのではなく、少しずつ「自分が本当に求めているもの」に目を向けていくことで、心が軽くなり、新しい未来が広がります。
この章では、自分らしい人生に向けた考え方や、小さな成功体験を積み重ねていく工夫についてお伝えします。
体験談を含む摂食障害の方もできるこころとカラダの栄養ダイエット公式HPにて「3ステップ無料動画プログラム」期間限定で配信中です。ご興味のある方はこちらから↓↓↓
幸せになることは「体型」から自由になること
幸せは「痩せていること」だけで決まるものではありません。この考えを少しずつ受け入れていくことで、「体型」に対する執着から解放される第一歩となります。
「痩せていなければ自信がない」と自分を縛りつけ続けると、本当に大切なものが見えづらくなります。
たとえば、自分の趣味や好きなことに時間を使ったり、周りの大切な人たちとのつながりを感じる時間を増やすことで、「痩せること」以外に自分にとって大事なものを発見できます。
少しずつ「体型の制約」から心と体を解放し、本当の幸せを手に入れていきましょう。
小さな成功体験が未来への希望をつなぐ
過食嘔吐をやめる過程で、いきなり大きな変化を求める必要はありません。まずは、ほんの小さな成功体験を積み重ねることが大切あのだと思います。
少しでも食べられたこと、吐かずに過ごせた日が1日でもあったこと、そんな小さな出来事に目を向けて「今日も頑張れた」と認めてあげてください。
成功体験を自分で認識できると、「次もできるかもしれない」という希望が生まれます。それらをひとつずつ積み重ねていけば、気づいたときには過食嘔吐が少しずつ遠ざかっていることに気付けるはずです。
結果ばかりを求めず、そのプロセスも大切にしていきましょう。
【まとめ】
過食嘔吐をやめたいという気持ちは、とても勇気のある一歩です。でも、やめようとしつつも、なかなか思うようにいかないと感じることがあるかもしれません。それでも焦らず、少しずつ試していくことで新しい道が開けていくはずです。
この記事では、「心の声に耳を傾ける」「自分を責めない」「相談すること」「安心できる食事法」「未来の幸せを描く」という5つのテーマに分け、心と行動の両面から改善のヒントをお伝えしました。一つ一つ実践しながら、自分に合った方法を見つけていくことが大切です。
過食嘔吐をやめることは簡単ではないかもしれませんが、少しずつ取り組むことで必ず変化が訪れます。自分を大切にしながら、できたことはしっかり認めてあげてください。
そして、「痩せる」ことだけではない、自分らしい幸せや未来を描いていきましょう。一歩ずつ勇気を持って進むあなたを、心から応援しています。
管理栄養士 平野ふみ
………………………
【平野ふみよりご案内】
以下にご案内させていただいている
「3ステップ無料動画プログラム」がみなさんのヒントや気づき、ご参考のお役に立てましたら幸いです。
期間限定の３ステップ無料動画プログラム公式HPにて配信中！
★ご自身が栄養とメンタルから摂食障害や体調不調を改善・克服をされたい方向け
★栄養を通してのサポートを自分のお仕事にされたい方向け
書籍のご案内
繰り返して学べるヘルスケア・オンライン教材のご案内