Blog ブログ【整えメモ】

食べていないのに体重が減らない…その理由は”心身のメカニズム”にあった!

「食べてないのに、なぜ体重が減らないの?」

そんな疑問や焦りを感じたこと、ありませんか?
実はその背景には、心と体の“整っていないサイン”が隠れていることがあります。

体調不良に不安を感じられている方は🔗【体質改善とは?】も参考になります。

今回は、管理栄養士としての視点から、“痩せない理由”をやさしく紐解きながら、整えるヒントをお届けしますね。

今回は、こころとカラダの栄養ダイエットでカウンセリング栄養コーチをしている管理栄養士の筆者「食べていないのに体重が減らない…その理由は”心身のメカニズム”にあった!」をお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。

「食べてないのに体重が減らない」悩みは、あなたのせいじゃない

「食べてないのに痩せない…」
そんな悩みを抱えている方は、実はとても多いんです。

でも、それはあなたの努力が足りないからではありません。
心と体のメカニズムが、そっと“ブレーキ”をかけているのかもしれません。

口から入った食べ物(栄養)はそれぞれ「役割」を担っています。意識しなくても日々、カラダが活動状態になり、夜は休息状態に切り替わりますが、常に栄養はその役割を体内で果たしています。

体内の働きは夜になると自然に眠くなり、朝、光を浴びたり、食事を摂ったりすることで活動開始のスイッチが押されて、一定の代謝リズムを刻んでいます。

この繰り返しの日々で、栄養が潤滑に役割を果たしていることで私たちの健康は守れていけています。

食事を摂ると、体内で消化、吸収、代謝されますが、この働きは食べ方によって大きく左右されます。

「食べない」「極端に減らす」「偏る」は、いわば体内の活動を阻害するので、痩せにくい体質になってしまいます。

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食事制限してるのに痩せない現実

食事量を減らしているのに、なぜか体重が減らない。むしろ増えている気がする…。そんな声を、栄養相談でもよく耳にします。

これは、体が「飢餓状態」と判断し、エネルギーを蓄えようとする防御反応が働いている可能性があります。

痩せない悩みに向き合う女性の姿

つまり、食べていないことが逆に“痩せにくい体”をつくってしまっているのです。

がんばってるのに報われない心の負担

「こんなに頑張ってるのに…」という気持ちは、自己否定や焦りにつながりやすく、心の負担になります。

そのストレスが、ホルモンバランスや睡眠の質に影響し、さらに痩せにくさを加速させることも。

まずは、「痩せない=失敗」ではないことを知ることが、整えの第一歩です。

代謝が落ちているサインに気づいていますか?

「食べてないのに痩せない」背景には、代謝の低下が隠れていることがあります。 特に、無理な食事制限や運動不足が続くと、体は“省エネモード”に入ってしまうのです。

代謝を整えるための運動や栄養のイメージ

例えば…昨今「朝食は欠食」という風潮がいまだにあるようですが、朝、起きたことが「こころとカラダ」に伝わることで私たちの体内は「活動開始」のゴングがなります。

みなさんは1日のスタートに…そのゴングがなっていますか?

逆を言えば「起きたことに心身が気づいていない」とそのゴングはならない。しかもエネルギー源が食事から摂れていない…になります。

そうなると私たちの脳内と体内は「今の既存の体力で何とか代謝などの活動をしていかなければならない」と、この「省エネモード」になりやすくなってしまいます。

では、起きたことが伝わって、ゴングがなり潤滑に代謝していくには何をしたら!になるかと思いますが、それが

「朝ごはん」を食べること!

栄養(エネルギー)も摂ることになるので、こころとカラダは喜んで元気に新陳代謝を上げていってくれます。

ですので「欠食」をすることは、車に例えると、車もガソリンがないとエンジンを回せずに走れないですものね。

人は空腹になると良く「ガス欠」とも例えますが、まさに、それと同じで、特に活動開始の朝の「朝食」はとっても重要になります。朝から「ガス欠」では、その1日の日常生活を考えたら想像するまでもないですよね。

また、朝陽を浴びることも「脳」が目覚めやすくなります。そこに朝ごはんで「腸」が目覚めていれば、この脳と腸の相関関係のリズムがつくので、スムーズに新陳代謝があがります。

食べたものが栄養になり代謝し、不必要なものは体外に排出される、こころとカラダのメカニズムに。

ですから無理な食事制限や欠食、1日、何もしないでゴロゴロは…などの運動不足は太りやすいだけでなく太る体質をつくっていってしまうこともあります。

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筋肉量の低下が代謝を下げる

筋肉もまた、エネルギーを燃やす“エンジン”のような存在です。

食事制限で筋肉量が減ると、基礎代謝が落ち、同じ生活でも消費エネルギーが減ってしまいます。

特にたんぱく質が不足すると、筋肉の維持が難しくなり、痩せにくい体質に傾いていきます。

栄養不足が「痩せにくい体」をつくる

栄養が足りないと、脂肪を燃やす力も落ちます。

鉄分やビタミンB群などの代謝に関わる栄養素が不足すると、体はエネルギーを効率よく使えなくなります。

基本的には「バランスを」と力を入れ過ぎたり考え過ぎるより「偏らないように」無理なく意識して食べていくと、必要な栄養素も自然に摂取できていくようになります。

「食べない」よりも楽しく無理ないところで「整えて食べる」ことが、代謝を高める鍵になります。
《参考例》

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ストレスと睡眠不足が痩せにくさを加速させる

「最近、眠れていない」「イライラしやすい」 そんな状態が続いていると、ホルモンバランスが乱れ、痩せにくくなることがあります。

睡眠不足やストレスに悩む女性

この章では脳内ホルモンのメカニズムと睡眠のお話しをさせていただきたいと思います。このメカニズムを知って、みなさんの心身の味方にしていきましょう。

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ストレスホルモンが脂肪をため込む

ストレスが続くと、コルチゾールというホルモンが副腎(腎臓の上にある小さめの臓器)から分泌されます。

このホルモンは、ストレスホルモンとも言われていますがストレスがかかり過ぎると、ストレス反応を起こして体を守るために脂肪を蓄えようとする働きがあり、特にお腹まわりに脂肪がつきやすくなります。

つまり、ストレス=太りやすい体質をつくる要因にもなるのです。

今一度、自分自身にストレスがかかり過ぎていないか…を振り返ったり、自分に自分で寄り添ってあげてみてくださいね。

そして改善できることがあれば、和らげていったり、「今、私…ストレスを感じているな」と気づいてあげて自分を感情だけでも労わってあげると、幸せホルモンのセロトニンが分泌されやすくなり、過度なコルチゾールが分泌されにくくなります。

腸内環境と“脳腸相関”の関係にも注目

最近注目されている「脳腸相関」。

脳(こころ)と腸(カラダ)は密接につながっていて、腸内環境の乱れが心身の不調や痩せにくさに影響することがわかってきました。

腸内環境に良い発酵食品を表したイメージ画像

こころとカラダは密接につながっています。

この章では、そのメカニズムと大切な視点をお話ししていきます。

腸内環境が整うと代謝も整う

腸内の善玉菌が多いと、消化吸収がスムーズになり、栄養がしっかり活かされます。

また、腸内環境が整うことで、代謝も安定しやすくなります。

発酵食品や食物繊維を意識して摂ることで、痩せやすい体質づくりにもつながります。

私たちの腸は常に動いて機能していますので、特別なことが無い限りは極端に食べたり、食べなかったり…をすると、その動きに負担がかかってしまい、すなわち脳(こころ)にも影響を及ぼしていきます。

腸と心のつながり「脳腸相関」

腸の状態は、メンタルにも大きく影響します。

今一度、繰り返しますが(ここ!非常に大切なポイントなので)…

「脳(こころ)」と「腸(カラダ)」は密接につながって、相乗効果で循環しています。

ストレスで腸が乱れ、腸の不調がさらに気分の波も生む…そんな悪循環を断ち切るには、腸を整えることも心のケアにもなるという視点が大切です。

“体調のバロメーター”を持つことが整えの第一歩

「なんとなく不調…」と感じたとき、あなたはどうしていますか?

まずは外側から何とかしようとする前に…
自分のこころとカラダのサインに気づくことが、整えの第一歩です。

体調の記録をつける女性の手元

自分の身近にいる自分が一番の、あなたの主治医なのかもしれませんね。

この章では、その視点からお話しをしていきます。

自分だけのバロメーターを見つけよう

体温、便通、肌の調子、気分の波、食欲の変化など、体は日々サインを出しています。

気にし過ぎはよくありませんが…
「いつもと違うな」と感じたら、それは整えるタイミングかもしれません。

ふと、振り返って、何か気づきや、感じることがあったら、できるところから整えていきましょう。
例えば…

「昨晩は飲みすぎて食べ過ぎたかな…だから、今日は少し気を付けよう!」など。

ここで、気を付けたいのは、だからといって無理矢理に「食べない」「欠食」をしないことです。

自分に自分で寄り添うように無理なくが、世間のマニュアル通りではなく自分だけの“バロメーター”を持てていくことになって、そのことで、こころとカラダとの対話がしやすくなって心身を整えていけることにもつながります。

無理のない範囲で記録することで“整え方”が見えてくる

手帳や日記、スマホなどの媒体などで体調の変化を記録してみましょう。

自分に関心を持っていくことは自分のこころとカラダも喜ぶものです^^

そして小さな違和感に気づくことで、無理なく自分らしく整えるヒントが見えてきます。
「気づく力」が育つと、無理なく整えられる習慣が自然と身についていきます。

「痩せない」は、整えるチャンスかもしれない

「痩せない」この現状は、悪いことだけではありません。

痩せること!だけではなく…大切なことに気づくチャンスでもあり、それは、体があなたを守ろうとしているサインかもしれませんのでね。

整えながら前に進む女性の姿

ぜひ、自分の今の現状を振りかえり、そのことから自分にとって本当に必要な、そして叶えられる健康的なダイエットを目指していきましょう!

焦らず、体の声に耳を傾けて

数字だけにとらわれず、体の調子や感覚を大切にしてみましょう。

「痩せない」ことに焦るよりも、整えることに意識を向けることで、自然と体重にも変化が現れてきます。

これまで頑張ってきた、みなさんなら、これまでお話したヒントから継続できることをコツコツされたら大丈夫です!

“整えながら自然体で気づいたら程よく”痩せるている”

ダイエットは無理なく、心地よく、続けられる方法を見つけること。

栄養・睡眠・心のケアをバランスよく整えることで、“整えながら痩せる”という新しい選択肢が見えてきます。

わかっているけど…無理!や、すぐに結果がでないから…ではなく^^;(過去の私もそうでしたので、お気持ちは痛いほどわかりますが)

このコツコツが遠回りのようで最大の無理のない近道と、私自身の経験からも、これまで300人以上の栄養コーチングをさせていただいたことからも、強く感じています。

一時…無理な方法で希望通りに痩せたとしても、リバウンドや心身の辛さが残ってしまったら「元も子もない」ですものね。

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【まとめ】

「好きなもの」を取り入れながら、そして無理のない「ライフスタイル」をおくりながら「偏らないお食事」を心がけることで必然的に必要な適量の栄養が摂取できて、こころとカラダの循環が良くなっていきます。

逆に

・食べない

・偏る

・ストレスが続く

は、私たちのこころとカラダには、ゆくゆく、とても負担がかかってきます。

なので、疲れて

「代謝も落とす」

「代謝を制限する」

「代謝しないで、もしものために、エネルギーの高い脂肪をため込もうとする」

ですから

食べていないのに痩せない

こころも苦しい

に繋がってしまう。

難しく考えることはありませんし、難しく細かく考えるとかえって、さらに代謝を阻害するストレスになるだけなので、ダイエット以前に、こころにもカラダにも良いことはありません。

ですので、

食べることで

●太り過ぎている人は体重が健康的に減る

●痩せすぎている人は体重が健康的に増える

ここを押さえていきましょう!

「食べてないのに痩せない」
それは、あなたの努力が足りないからではありません。
心と体のメカニズムを知り、自分のバロメーターに気づくことで、整える力が育ちます。

無理な制限や焦りではなく、“整える”というやさしい選択を。
栄養・睡眠・腸内環境・心のケア…それぞれが、あなたの体を守る大切な要素です。

今日の気づきが、明日の整えにつながりますように。
あなたのペースで、心と体がやさしく整っていきますように🍀

整えブログでは、他にも心と体を整えるヒントを発信しています。
必要な方に、そっと届きますように。
🔗「整えメモ」シリーズのブログ一覧

管理栄養士 平野ふみ

■参考文献
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
WHO「Healthy diet」
平野ふみ著「摂食障害を乗り越え管理栄養士に 自分のことを好きになるダイエット」