私は管理栄養士として令和元年5月1日に起業しました。はい!平成から令和に年号が変わった日です。そして、私の息子が20歳になった誕生日でもありました。
起業のきっかけは、これまでの私の経験が、この資格をいかしながらお役にたてるのではないか?自分のやりがいになるのでは?と思い始めたことからでした。でも、実際の行動に移すまではタイトルのように、自分に起業なんてできるのだろうか…と不安でたまらなく気がつけば40代後半になっていました。
そして私が起業した年齢は49才の時です。今回は管理栄養士の私が起業した今!のお話も盛り込みながらと思います。幼少の時の親の離婚、父子家庭の後の父との突然の別れ、そして長年にわたる摂食障害の経験は辛さやしんどさもたくさんありましたが、私を成長させてくれたようにも感じています。
最終的には信念のもと起業するという大きな一歩を踏み出す力となりました。このブログでは、そんな私のリアルストーリーを通じて、読者の皆さんの何かの勇気と希望への気づきになりましたら幸いです。
今回は、こころとカラダの栄養ダイエットでカウンセリング栄養コーチをしている管理栄養士の筆者が「私も自分が起業するなんて無理かもと思っていた管理栄養士の1人です」のお話しをさせていただいていますので、ぜひご覧ください。
目次
私が栄養士になりたい、そして起業に至ったリアルストーリー
私が栄養になりたいと興味を持ち始めたのは、ちょうど摂食障害になりはじめた中2年くらいの時でした。あの頃の私は、きっと「食べ物」に対して体重に作用する敵だと思っていたと思います。
でも、それとは裏腹に本当は食べ物を美味しく感じて豊かな気持ちでいたい!味方であって欲しい!と今、思うと子供心ながらにも願っていたようにも思います。
だからこそ食べ物、そしてその栄養を知りたい、内心では今の辛さを栄養で助けてもらいたい…そんな気持ちが芽生えていきました。
そして、その思いが行動と伴ったのが令和元年になった日、そして息子が二十歳になった日の当時49才の時のことでした。このことが「起業」という新しい働き方への私のスタートだったように思います。
こちらの詳細は私の書籍「摂食障害を乗り越え管理栄養士に 自分を好きになるダイエット」でも執筆しています。興味のある方は「こちら」から
幼少からの経験と中学時代の出来事
私は小1の時に両親が離婚をしていましたので、父と兄と私の3人の父子家庭でした。そんな中、父が私が中1の時に急死し、しばらくは親戚の方々にお世話になりながら私と兄は過ごしていました。この頃から「迷惑をかけてはいけない。嫌われてはいけない。」この気持ちが強くなっていったと思います。
そして、その後、当時、すでに再婚して母の家庭に私だけ引き取られて暮らすことになりました。いきなりの環境変化、父を亡くしたこと、兄と離れ離れになることで私は母と暮らせる嬉しさもあったものの、それ以上に寂しさ、不安の強く、いつしか一人食べる事で気を紛らわすようになっていきました。
気づけば短期間で10kg以上の体重増になってしまい、はじめて自分が、大変なことになってしまっていると認識しはじめました。
摂食障害との長い闘い
体重増のストレスと不安、まわりの目から私はあらゆるダイエット法を試すようになり、状況はどんどん悪化していきました。拒食→過食→過食嘔吐…体重も思うようにコントロールできずに、それどころか体調はいつも悪く、心もいつも窮屈というか感情は沈んでいく一方でした。
あんなに食べ物を美味しく幸せに食べれていた時代は、いつしか消えていってしまいました。気づけば15年ほど、その負の連鎖の中をさ迷っていました。そんな中、食べ物を敵ではなく味方に思いたい。
そのために学びたいと栄養士を志したい。その後にはその私の経験から私だから伝えられることで起業したいという思いを育んできたように思います。
食の苦しみから学んだこと:栄養士として伝えたいメッセージ
「食べる事は本来は辛さに繋がる敵ではなく、幸せにしてくれる味方。」苦しい状況になったからこそ、私は、このことに本当の意味で気づけたように思います。
ちょっとした心身にかかわるきっかけから、私のように自分の本当の意志とは裏腹に体重や食に囚われることは誰しも、現代社会では隣合わせのようにも思います。
今、栄養を味方に改善克服して体重も20kg減(68kg→48kg)で20年以上、無理なく維持できている私だからこそ、今の時代に伝えていけることがあると思っています。
そんなお話しを含めていきながらお伝えしていきます。
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生い立ちからの出来事を気づきに!
私たちの日常には「食」は切っても切り離せないですよね。家族のとの楽しい食卓にも「食」があり、一人で食べる時も「食」がある。そして感情も
・美味しい
・楽しい
・嬉しい
な時もあれば…
・寂しい
・美味しくない
な時もある。
そうなんですよね。心と体は密接につながっているからこそ、食べ物の栄養がいかされていくためには、その食べ物への向き合い方と、自分の感情の心の持って行き方も重要なのだと思います。
・こころの栄養が満たされると、カラダの栄養は減らない
・カラダの栄養を満たすとこころの栄養も減らない
これが私の気づいたことでした。
栄養を味方にする方法とその効果
その栄養を味方にする方法の結論は
「食べ物を大切にすることは自分を大切にすること」
いわゆる1人前を自分の歩幅で偏らないように大切に食べていく。
・同じ食べ物「ばかり」に偏らなければ、必要な栄養も偏らない
・食べ過ぎなければ、カロリーもオーバーしない
このことを自分のペースで無理をし過ぎないように意識していくことで、食べ物(栄養)が「敵」ではなく、こころとカラダの味方にできていきます。
その結果、私は20㎏ほど健康的に痩せ、20年以上たった今も無理なくキープできています。好きな食べ物を食べ、ライフスタイルも人生ですからアップダウンがあったとしても充実できています。
経験から生まれた「こころとカラダの栄養ダイエット」の真実
摂食障害を15年余り経験してきた私が管理栄養士として改善・克服してサポート側になった今、みなさんに伝えられることを、この記事に込めました。
体調不調が続いて生きづらい、ダイエットを一度でも考えたことがある、ダイエットを経験をしたことのある方、そして、このタイトルが何となく気になった方、そんな全てのみなさんに読んでいただけたら幸いです。
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ダイエット情報に振り回された過去
「なんで、こんなにも食べ物、体重、容姿のことが頭から離れないの?」
「幸せでいたいだけなのに、どうして辛くて苦しいままなのだろう」
「こんな人生ならいらない 逃げだしたい」
ただただ、良かれと思ってやってきただけなのに上手くいかない、こんな気持ちに覆われてしまったことはありませんか? 実は昔の私がそうでした。そして周りの目が気になって安易にダイエットを開始。
そして、いつのまにか、いつも何かに囚われている状態で心身はヘトヘト…もう疲れ果てていきました。でも、こころのどこかで「健康的に綺麗でいたい」という気持ちも残っていたようにも思います。
本当の健康と幸せを取り戻すために実践したこと
食べ物は粗末にしたり、乱暴に扱わないであげたら必ず味方になっていってくれます。今、あなたは食べ物にレッテルを貼ってしまったり、何かの「はけ口」になっていることはありませんか?
食べ物のことを難しく考えてしまうと「敵」になりやすくなってしまう。そして、食べ物を扱いにくいと「嫌」になってしまい、都合の良い時だけ「美味しい」になっていたとしたら寂しいですよね。栄養は決して難しくはありません。
たくさんの多方面からの情報が、そのようなイメージをあたえてしまっているだけのようにも感じます。ですので私はそんな不安を安心感につなげていけるように、できることで、続けられることで食べ物、そして栄養を信じて、そして感謝して食べていくようにしていきました。
人生に無駄な経験は何一つない
自分が唯一無二の存在と許可してあげることで、そうなっていく道に繋がっていく。
私は、これまでの経験があったからこそ、魅力を引きだせるのは本来は痩せることだけではないことに気づけたように思います。
私たちにとって切っても切り離せない「食べ物」と「感情」を大切にすることは、自分を大切にすることでもあり、自分の魅力を引き出してくれるものでもあると私は思います。
そうしていけば、こころもカラダも満たされていくので「こうならなければ」「こうしなければ」のような窮屈な体質からは卒業ができていきます。この章では、その自分の経験からの心の持って行き方のお話しをさせていただきますね。
本当の「自分らしく」でいられることが「幸せ体質」
よく「自分らしく」というフレーズを聞きませんか?ふと、そんな時「??」のマークがよぎる方もいるかもしれませんが、私は「偽らない自分」でいられることなのかなとも思います。
自分に無理や偽りが「過ぎ」ると、本当にその予後は、良いことなどには繋がらないと自分自身の体験を通しても痛感しています。「偽り」はさらなる「偽り」を呼んでしまうので本来の健康的な心身でいられる「幸せ体質」からは、かけはなれていってしまいますよね。
そして、この「らしく」にも正解なんてないんですよ。みなさんが、ありのままの自分を好きでいられたら、それがもう「自分らしく」で、そして幸せ体質な自分なのだと思います。
自分で自分に呪いをかけない
私たちは、この世に必要な人だからこそ生まれてきた「唯一無二の存在」。この世は修行の場とも言われていますが、日常の中で成長していく点では本当にそうなのかもしれませんね。
私も、ここまで偉そうなことを(苦笑)書いてきましたが、本当に人生を何度もやめたくなりました。「なんで私ばっかりこんな目にあう」と自分で自分を呪い続けてきた時期もありました。
でもそれでは、何も変えていくことができないことにも気づけましたし、どうせ一度しかない人生なら、先に結果だけを求めるよりも、その経過の中で「ハッピーマインド」の自分でいたい!
叶えたいことをあきらめなければ自分が本当に求めていた結果は自然についてくる!と。そして、そのことをこれからも、みなさんに伝えていけたらと思っています。私も自分とみなさんを信じて、これからもまた歩んでいきたいと、これからも思っています。
独立を果たして:管理栄養士から栄養コーチへの道
私は栄養士を30年以上してまいりましたが、これまでを振り返って感じていることは、栄養士・管理栄養士は1つの仕事に特化しないパラレルキャリアだと、つくづく思いますし、自分で栄養士になりたいと思った自分を今でも自分で自分を褒めてあげたいと思っています。
それは栄養士・管理栄養士には会社員で勤めるだけでなく、幅広い場でも活躍や貢献ができていくからです。起業という働き方もその一つだと思います。
私は口から食べる食べ物(栄養)でいきているからこそ、その食べ物でみなさんを今の辛さから、私の経験全てを通してお役にたてることがあると信じてカウンセリング栄養コーチになりました。
みなさんにもきっと「ご自身が持つ、これまでの強み」があると思います。その少しでもの気づきになればとこの章ではお話しさせていただきます。
管理栄養士としての経験と独立のきっかけ
実は私は管理栄養士の実務経験からケアマネージャーとしても12年勤めていました。ただ家族に看病を必要とする娘を当時、抱えていて、そのケアマネージャーの業務との両立が困難になってきた時に、自宅にいながらにして、自分でスケジューリングもできる「起業」という働き方を選びました。
独立は私の長年の夢ではありましたので副業をしつつ学びを深めていましたが、その勇気が中々でずに今の安定収入の中で過ごしていました。
正直なきっかけは「娘の側にできるだけ、いてあげたい」でした。そこから私だからできることは、これまでの経験をいかして、カウンセリング(共感)とコーチング(指導)の両方を兼ね備えたカウンセリング栄養コーチという、その辛さに伴走者として寄り添える道を選びました。
クライアントと共に歩む「こころとカラダの栄養ダイエット」の実践
私は起業から述べ6年で個別マンツーマンのコーチングで150人以上を「食」「こころ」から改善・克服へ導いてまいりました。
その道のりは決して平たんなものではありませんでしたが、クライアントのみなさんとともに歩むことのできる、この「こころとカラダの栄養ダイエット」にやりがいを持って今も携われています。
「本当になりたい自分を描き、そしてそれをいつも感じる」
目の前にどうしても避けられない人生のハードルが表れたとしても、私たちは誰しも乗り越えられる「自浄力(自らの心身の機能で改善してゆける力)を持っています。夢を描くのは、それが現実的でも非現実的なことでも誰でも持てることです。
その思いから、ポジティブな気持ちも保ちやすくなっていくので「こころとカラダ」に何かしらの隙間が、もしできてしまったとしても、その隙間に落ちにくくなっていきます。そのことを私を必要としている方々に、これからも伝え続けていけたら、これ以上にない幸いと思っています。
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【まとめ】
これからは個性が輝く時代!今、世の中を見ても本当に個性が輝いていく時代に入ったように感じます。ひとりの意見からの「町おこし」だったり、インスタ映えなんかもそうですよね。(賛否両論はあるかもですが、これも個性ですよね)このように個々の自分のしたいことでの行動から繋がっていく時代の流れも素敵ですよね。
世の中には理不尽なことも多いけれど自分だからこそ、その可能性も無限大なのだと思います。可能性は決して狭くなく広い!
私もまさか、今ここで本を執筆している未来があるなんて過去には想像も、そして考えたことがなかったのですが、ただなんとなく人生の中で「やりたいことをしていきたい」をこころのどこかであきらめていなかったのだと思います。
みなさんの「こころ」の中にも、そんな自分がいるのなら早めに気づいてあげられたら、もともとの「自分」と気づけた後の「自分」が共振共鳴をおこして「町おこし」ならぬ「自分おこし」ができていくのかもしれませんね。
この記事がみなさんの何かの気づきになっていただけましたら幸いです。
管理栄養士 平野ふみ
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