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摂食障害になぜ、繋がってしまうのか?

何かを制限する食事は「何かしらの栄養を制限する食事」になります。

(併せて読みたい記事:ダイエットが辛くなる理由三選!https://ai.fumi-cocokara.com/staffblog/daiet/

私たちのカラダのエネルギー源は3大栄養素の1つである「炭水化物の糖質」が車で例えるならガソリンなのですが、他の2つの「たんぱく質」「脂質」はカラダの栄養源の要になります。

この3大栄養素のバランスが崩れると私たちの脳は「パニック」を起こしやすくなります。そこから「正常な判断のできない食思考」に繋がりやすくなります。

そして、気がつけば自分の意志に反して「食べ過ぎる」そして、その怖さから「食べない」「制限をする」を無理にやりがちになります。これが「摂食障害」の前兆になります。

摂食障害に繋がりやすい食行動①「食事が偏る」

私たちの思考を司るのは「脳」になります。そして「脳」は脳細胞から作り出される「脳内ホルモン」で機能しています。

この脳内ホルモンに重要な脳細胞に、必要な各種の栄養が満たされていないと「脳内ホルモンの栄養不足」になり、摂食障害の症状の「正常な判断のできない食思考」に繋がりやすくなります。

それは「食事が偏る」と必然的に「栄養も偏る」にからです。

摂食障害に繋がりやすい食行動②「食事の欠食」

食べ過ぎてしまったり、体重が増えたりすると、その不安を解消すべく次のお食事から「食べない」「欠食」をされる方が本当に多いですよね。

きっと、わかっていても!目先の体重減を目指してしまう。これは摂食障害に繋がりやすいだけではなく「ダイエットの繰り返し」いわゆる「ダイエット依存」にも繋がります。

それは、食べないことにより、一時は体重が減るのですが、その反動から次の食事は過食傾向になりやすいからです。そして、また体重が一時、増えるので、食べない!欠食!この繰り返し。

それらを続けているうちに、こころとカラダのメカニズム的には危機感を覚えた脳は体内に脂肪を蓄えようとしてしまいます。本来の正常な判断よりも「生きる」ために脳は指令をだしてしまうからです。

摂食障害に繋がりやすい食行動③「ダイエットを繰り返している」

こちらも②と似たことなのですが、ダイエットを頑張っているのに思うように体重が減らない。

減り続けないと。と、その不安から目先の聞こえの良い、手っ取り早いダイエットをされてしまい、結果それらを繰り返えしてしまう。もうおわかりですよね。

体重減だけを追い求めるダイエットは、こころとカラダのメカニズム的にも反動やリバウンドも起こしやすくなるので「悪循環」「負の連鎖」に繋がります。

これでは脳は正しい食事の判断をする力すらも残らなくなって、気持ちは辛い状態に。

そうなるとさらに脳内ホルモンの栄養は感情にも左右されるので脳内ホルモンの状態もアンバランスになります。

まずは摂食障害を知る

摂食障害は「正常な判断のできない食思考」に陥ってしまうことなので、その要因になりうる極端なダイエットとは「隣合わせ」ということ。

そして、それはもう他人ごとではなく、誰でもなりうることを知りましょう。

カロリーと栄養は違います。栄養が「こころ」にも「カラダ」にも満たされてこそ、健全なダイエットができていきます。極端な方法や制限は「こころ」も辛くなり「食行動」の誤作動的な症状に繋がっていきます。

摂食障害に陥らないために意識したいこと

これまで、お話してきた引き金となる

【1】食事の偏り

【2】食事の欠食

【3】ダイエットを繰り返している

これらが、今の自分に当てはまっていないかを振り返っていきましょう。

もし「食事の偏り」があるのであれば

同じもの(種類)ばかりにならないように、そして1食では無理な場合は1日の中でもよいので意識していきましょう。同じものばかりにならなければ栄養も偏らずに必要な量が自然に摂れていきます。

厳密なカロリー計算や栄養価計算な完璧を求めるより「こころ」の負担も軽減できるので「こころの栄養不足」「こころの空腹」に繋がりづらくなります。

「食事の欠食」があるのであれば

できる限り、この「欠食」は避け、致し方ない時は、軽いものや消化の良いものなどでも、少しでもよいので胃に食べ物を送り、胃腸を活動させて新陳代謝が滞ってしまわないようにしていきましょう。「欠食」=「体内代謝のリズムが滞る」なので脳思考の誤作動指令にまで及ばないように予防をしていきましょう。

「ダイエットを繰り返している」のであれば

そのダイエットを始める前に、そのダイエットが自分にとって本当に

・できることなのか

・続けられることなのか

・無理のし過ぎになっていないことか

を確認しましょう。

こころとカラダのためにも極端なこと、そして無理な制限のかかることは避けていきましょう。その方がダイエットの魔の永久運動をさ迷わなくなり、辛さの先の「摂食障害」に陥らなくなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

何かのきっかけから思うような食生活を送れずに「私も摂食障害かな?」と悩まれている方が増えています。

摂食障害は症状であって診断名ではないので、まずは、ご自身のできるところからと無理なくにと思います。

そして、こころとカラダにムチを打つような食生活になってしまっていないかを振りかえりながら、ご自身の歩幅を大切にされてください。

そして

「食べ物(食生活)を大切にすることは自分を大切にすること」

このことを忘れないでくださいね。

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