「個人起業」という言葉に惹かれながらも、何から始めればいいのか、どこまで準備すればいいのか…と迷う方は少なくありません。
特に「栄養の価値」を軸に起業を考える場合、専門性と信頼性、そして“整えながら進める”視点が大切になります。
この記事では、個人起業を目指す方が「栄養の価値」を活かして、健康サポートに繋げて貢献するための整え方を、3つの視点からお届けします。
ぜひ、読んでいただけましたら幸いです。
今回は、▶こころとカラダの栄養ダイエットでカウンセリング栄養コーチをしている管理栄養士の筆者が「「栄養の価値」で個人起業する方法」をお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。
目次
個人起業に必要な“心の軸”とは
起業を考えるとき、まず整えたいのは「心の軸」です。
収入やスキルを意識することも、もちろんですが「自分が何を大切にしたいのか」「どんな働き方が心地よいのか」を見つめることが、長く続けるための土台になります。

焦って動き出すよりも、まずは自分の価値観を整えることが、迷わず進める力になります。
ここでは、心の軸を整えるための視点と、起業前に見直したい内面の整え方をお届けします。
自分の価値観を言葉にする
起業は「自分の選択」で進めるもの。だからこそ、自分が何を大切にしたいのかを言葉にすることが大切です。
たとえば「人とのつながりを大切にしたい」「無理なく働きたい」など、価値観を明確にすることで、起業後の迷いが減ります。自分の言葉で書き出してみることで、整えの軸が見えてくることもあります。
私の場合は「安心感を届ける働き方」を軸にしています。

不安との向き合い方を整える
起業には不安がつきものです。
「失敗したらどうしよう」「収入が安定しなかったら…」
そんな気持ちに寄り添いながら、整える方法を見つけることが大切です。
書き出す、話す、自分の思いをメモに残す。と言ったように自分に合った方法で不安を整理しましょう。
整えることで、行動への一歩が踏み出しやすくなります。
不安を感じたときは、まずは、その不安を振り返ったり、書き出して整える時間をつくるようにしています。
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栄養の価値を活かした“働き方”の整え方
栄養は私たちが健康的に生きていくためにも、大切で欠かせないもの。だからこそ
「栄養の価値を伝えたい」「健康サポートに貢献したい」
そんな想いから起業を考える方にとっても、継続できていく働き方を整えていくことは、とても大切な視点です。

時間の使い方や収入の設計、発信のペースなど、自分に合った働き方を整えることで、無理なく続けられる起業スタイルが育ちます。
ここでは、栄養を軸にした個人起業で、心と体のバランスを保ちながら働くための整え方をお届けします。
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時間と労力消耗の整え方
起業すると、時間の使い方が自由になる一方で、労力の消耗も感じやすくなります。
だからこそ、「程よいメリハリのある時間」を意識することも大切です。
朝のルーティンや休憩の取り方、食事のタイミングなど、栄養と生活リズムを整えることで、心身の安定が働き方にも反映されます。
私は基本的に「午前中は作業に集中する」ことで、午後はオンラインや、残りの作業を余力的にできるようにしています。
収入と安心感のバランス
「収入を増やしたい」という気持ちと、「無理なく続けたい」という気持ち。
その両方を大切にすることが、整え起業のポイントです。必要な収入を把握しつつ、心が整う働き方を選ぶことで、安心感のある継続が可能になります。
栄養サポートを通じて、信頼と価値を届けることが、結果として収入にもつながります。それは「必要とされているから」です。
私も「数字よりも整え感覚を優先する」ことで、無理なく続けられる働き方を選んでいます。
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栄養の価値を伝える“発信と導線”の整え方
栄養の価値を伝えたいと思っても、
「どのように伝えていったらよいかわからない」
「どこから発信すればいいの?」
「どんな媒体を使えばいいの?」
と迷う方は多いものです。特に個人起業では、発信がそのまま信頼や集客に繋がるため、整えた導線づくりがとても大切です。

ここでは、ブログやSNSなどの媒体の役割を整理しながら、読者に安心感を届ける発信の整え方をお届けします。この章が導線の設計のヒントになりましたら幸いです。
栄養ケアを「伝えられる」ことに自信がもてる
栄養ケアのサービスを個別などで寄り添うことは、クライアントの個々のニーズや状況に合わせた栄養サポートを提供することを意味します。
それぞれのクライアントに合ったサポートをし、お悩みの解決や健康改善などの目標に応じた食事アドバイスや指導も必要になることが前提なので、その「伝えられる」実践的な学びは必要になります。
個別の体調や生活環境を考慮しながら、無理のない栄養摂取方法や食事改善策を提案し、クライアントが健康的な食生活を送れるようサポートできるように整えていきましょう。
個々のニーズに合わせたきめ細やかなサービスを提供することで、クライアントの健康や幸福につながる栄養ケアを実現します。
媒体ごとの役割を整える
ブログ、SNS、動画、メルマガ…発信の手段はたくさんありますが、それぞれの役割を明確にすることで、整えた導線が生まれます。
たとえば、ブログは「整えの土台」、SNSは「広げる窓」、動画は「信頼を深める場」として使い分けることで、読者にも安心感が伝わり、そこから必要な方にも届いていきます。
私は「ブログは整えの伝えたいことを伝えられる土台、SNSは広げる窓」として役割を分けて使っています。
読者が迷わない導線設計
せっかく発信しても、読者が「どこを見ればいいのか分からない」と感じてしまっては、信頼には繋がりません。
だからこそ、記事の最後に「次に読むべき記事」や「無料動画の案内」など、整えた導線を用意することが大切です。読者が安心して一歩を踏み出せるような、やさしい設計を心がけましょう。
私は「読者が迷わず進めるように、整えた順番と案内を意識しています。
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【まとめ】
「栄養の価値を活かして起業したい」そんな想いを持つ個人の方にとって、その提供したい栄養などの内容を「伝えられる」スキルと個人として「起業」できるスキルを整えていくことは基本にはなります。
そして、そんな想いを持つ方にとって、整えながら進めることはとても大切です。
この記事では、心の軸・働き方・発信と導線に必要な、3つの視点から、個人起業のヒントをお届けしました。
どの視点にも共通するのは、「自分に合ったスタイルを見つけること」。
無理なく、安心して、そして信頼を届けながら進める起業スタイルは、読者やクライアントの心にも届きます。みなさんにとって、そんな一歩を踏み出す方の道しるべになりますように。
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管理栄養士 平野ふみ
■参考文献
-「科学的根拠に基づく食によるメンタルヘルスへのアプローチ」
-「栄養素・食品摂取量と心理的ストレス・抑うつとの関連(PDF)」
–平野ふみ著「摂食障害を乗り越え管理栄養士に 自分のことを好きになるダイエット」
