食べることが怖い。そんな気持ちがふと湧いてくるとき、「心の栄養」が足りていないサインかもしれませんね。
摂食障害やダイエットの背景には、食事だけでは語りきれない「心のケア」が深く関係しています。
食べることが怖いへ、まず私がお伝えしたいことは
今、怖い…と感じているのは、それだけ、これまで頑張られてこられたり、自分に向き合ってこられたからこそのサイン的な気づきですのでね。
これから良い方に向かえていけるスタートにきている兆しの可能性が高いです。だから、どうか深呼吸をゆっくりして自分を落ち着かせて安心させてあげてくださいね。
食べることに不安を感じられている方は🔗▶「食べることの不安を取り除く」も参考になります。
体を整える前に、まず心が安心できる環境を整えていけること。それが、食べることへの不安や抵抗感をやわらげる第一歩になります。
この記事では、摂食障害やダイエットに悩む方へ向けて、「心の栄養」を整えるヒントをお届けします。
今回は、こころとカラダの栄養ダイエットでカウンセリング栄養コーチをしている管理栄養士の筆者が「食べることが怖いときに整えたい「心の栄養」」をお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。
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目次
心が疲れているとき、食べることが怖くなる
食べることが怖いと感じるとき、実は「食べ物」ではなく「心」が拒否していることがあります。
過去の経験や人間関係、自己否定の感情が積み重なると、食事が“安心”ではなく“負担”に変わってしまううこともあります。摂食障害などの背景にも、こうした心の傷が隠れていることが多くあります。

まずは「怖い」と感じる自分を否定せず、そっと受け止めること。心の栄養とは、安心・信頼・つながりの感覚です。食べることが怖いときこそ、心の整えが必要なのだと、自分の経験からも思います。

安心できる環境が「食べる力」を育てる
食事は、ただ栄養を摂る行為ではなく「安心を感じる時間」でもあります。
誰かと一緒に食べる、やさしい言葉をかけてもらう、静かな空間で食べる…そんな環境が、食べることへの抵抗感をやわらげてくれます。
摂食障害やうつ病などの心の不安の改善には、まず「安心できる場」が必要です。心が落ち着くことで、食べる力が少しずつ戻ってきます。
心の傷が食事に影響する理由
過去に傷ついた経験があると、「食べること=自分を責める行為」と感じてしまうことがあります。
特に、自己否定や孤独感が強いと、食事が“自分を罰する手段”になってしまうことも。心の栄養が不足していると、食べることが怖くなるのは自然な反応です。
まずは「傷ついた自分」を認め、整えることから始めましょう。
参考:「摂食障害の心理的要因とケア」日本摂食障害協会資料より
ダイエットと摂食障害の心理的なつながり
ダイエットがきっかけで摂食障害になるケースは少なくありません。痩せたい気持ちなどが強すぎると、食事への罪悪感や自己否定が生まれ、心のバランスが崩れてしまいます。

「痩せなければ価値がない」と思い込むことで、食べることが怖くなり、拒食や過食に繋がることもあります。ダイエットは、心の状態と深く関係しているのです。
そして心と体は密接に繋がっているのでカラダの不調にもつながっていきます。
だからこそ、心の栄養を整えることが、ダイエットの落とし穴を防ぐ鍵になります。

「痩せたい」の裏にある心の声
「痩せたい」と思う気持ちの裏には、「認められたい」「傷つきたくない」という心の声が隠れていることがあります。
今のみなさんの心にある本当の声を抱きしめてほしい。
その声に気づかずにダイエットを続けると、心が疲れていって、摂食障害に繋がることも。
まずは「痩せたい理由」を見つめ直すことが、心の整えにつながります。
ダイエットが心を追い詰めるとき
ダイエットが「義務」や「罰」になってしまうと、心が苦しくなります。
食べることへの罪悪感、体型への執着、他人との比較…これらが積み重なると、心が食事を拒否し始めます。
ダイエットは、心の状態を整えながら行うことで、カラダの状態にも繋がり健康的に続けられていきます。
参考:「ダイエットと摂食障害の関連性」厚生労働省・健康情報サイトより
心の栄養を整えるためにできること
心の栄養とは、安心・信頼・つながり・自己肯定感(幸福感)です。
それは食べ物だけでは満たされません。誰かに話を聞いてもらう、やさしい言葉を受け取る、自分を責めない時間を持つ…そんな日常の中で、心の栄養は育まれていきます。

摂食障害やダイエット依存傾向の改善には、まず「心が整っていること」が大前提です。この記事では、心の栄養を整えるためのヒントをお届けします。
整えメモで心を整える習慣
整えメモは、心の声を言葉にする習慣です。
毎日の気づきや感情を記録することで、自分の心の状態に気づきやすくなります。
整えメモを続けることで、自己理解が深まり、体内の腸などの内臓の負担も軽減していって食べることへの不安も少しずつやわらいでいきます。
不安が軽減しながら安心して食べていけると、感情や食べ物から腸が整っていきやすくなって、心も整う…これは冒頭にもお伝えした「心と体は密接に繋がっている」からです。
そして脳内・体内は常に循環して、私たちの心と体を整えようとしています。
この良い流れの循環を、みなさんの歩幅の習慣で整えて、自分の心を安心させてあげていきましょうね。
心の栄養は「つながり」から育つ
誰かとつながっている感覚は、心の栄養になります。
孤独感が強いと、食事も苦しくなりがちです。小さな会話、共感、やさしいやりとり…それらが心を整え、食べる力を育ててくれます。
つながりを感じることが、心の栄養の第一歩です。そして、この一歩から「食べる力」も備わって腸も元気になっていき、いつも胃腸に不快感を感じやすくなっていたカラダも元気に。
そこから、心の安心や元気にも繋がって、気分も上がりやすくなり、新陳代謝もあがって心身がいきいきしていきます。
そして、「食べ物」のこともカロリーなどの執着から解放されて、無理なく「栄養」に目が向けて行けるようになります。
腸が増々、元気!=心も益々、元気!に向かって、こちらも私の経験からも生きやすくもなっていきますよ。
▶無理なく続けるための「3ステップ」、まずは気軽に受け取ってみませんか

【まとめ】心理面も踏まえた摂食障害とダイエットの理解から未来へ
食べることが怖いとき、無理に食べようとするよりも、まず「心の栄養」を整えることが大切です。それが、カラダの栄養に繋がっていくからです。
摂食障害やダイエット依存傾向の背景には、心の傷や不安が隠れていることが多くあります。整えメモシリーズでは、そんな心の整え方をやさしく綴っています。
▶︎関連ブログ:「食べることの不安を取り除く」→ こちら
心(脳)と体(腸)の両方が整ってこそ、本当の健康と安心が育まれます。
みなさんの本当に叶えたいことへ向かっていけるように、こちらの記事を含む「整えメモシリーズのブログ」が、みなさんの心にそっと届きますように。
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みなさんらしい食べ方と生き方が、そっと整っていきますように…そんな願いを込めて、これからも発信を続けていきます。
管理栄養士 平野ふみ
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■参考文献
–厚生労働省「栄養・食生活」
–日本栄養士会「栄養と健康」
–平野ふみ著「摂食障害を乗り越え管理栄養士に 自分のことを好きになるダイエット」