「過食をやめたい…」
そんな気持ちがふと湧いてくるとき、心も体も疲れていることがほとんどだと思います。
みなさん…よく、これまでも頑張られてきたと思います。ですので食べることが止まらない自分を責めてしまう前に、まずはその背景にある“心の声”に耳を傾けてみませんか。
拒食と過食は、行動は違っても、根底にある感情が似ていることもあります。
この整えメモでは、「やめたい」と感じる過食の背景と、拒食との違い、そしてそれぞれの整え方を、わかりやすく紐解いていきます。
心と体のバランスを整えるヒントとして、こちらの【整えブログ】も合わせてご覧ください。
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今回は、こころとカラダの栄養ダイエットでカウンセリング栄養コーチをしている管理栄養士の筆者が「過食をやめたい…」拒食との違いと整え方とは？」をお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。
目次
「過食をやめたい」と感じるとき、心は何を伝えようとしているのか
「過食をやめたい」と思う瞬間、そこには必ず“心の声”があります。
食べることで安心しようとする自分を責めるのではなく、まずはその行動の背景にある感情に気づいてみましょう。
不安、孤独、緊張、疲れ…それらが積み重なると、食べることが一時的な安心材料になることがあります。
でも、その後に訪れる罪悪感や自己否定が、さらに心を追い詰めてしまうことも。
この章では、「やめたい」と感じる過食の背景にある心の動きに、やさしく光を当てていきます。
過食の裏にある「安心したい」という気持ち
過食は、ただ食べすぎてしまう行動ではなく、「安心したい」「満たされたい」という心の叫びが表れたものかもしれません。
不安や孤独、緊張などが積み重なると、食べることで一時的に心を落ち着けようとすることがあります。
その行動自体を責めるのではなく、「自分は安心を求めていたんだ」と気づくことが、整えの第一歩です。
私自身も、食べることで安心しようとしていた時期がありました。でも、知らず知らず「過ぎ」ていき、止まらない過食に…。
ただの過食ではなく、その背景の本当の気持ちに気づいた時がきっかけで、少しずつ整えが始まったように思います。
「やめたい」と思えることは、整えの始まり
「過食をやめたい」と思えることは、心が整えを求めているサイン。
その気持ちに気づけたこと自体が、整えの第一歩。
行動を変える前に、まずは
「自分の気持ちを認めること」から始めてみましょう。
小さな整え習慣…たとえば、深呼吸をする、整えメモを書く、誰かに話してみる…。もちろん、できそうなことから、できるところから…。それだけでも、心は少しずつ整っていきます。
「やめたいと思えた自分を、まずはそっと抱きしめてあげてくださいね。
拒食と過食は“隣り合わせ”？違いと共通点をやさしく紐解く
拒食と過食は、見た目の行動は正反対でも、心の奥にある感情は似ていることがあります。
どちらも「自分を守りたい」「安心したい」という気持ちから生まれることがあり、その背景には、自己否定・完璧主義・孤独感などが潜んでいることも。
「食べない自分」「食べすぎる自分」
を責めるのではなく、 その行動の奥にある“整えたい気持ち”に気づくことが、回復への第一歩です。
この章では、拒食と過食の違いと共通点をやさしく紐解きながら、心と体の整え方を私の視点でお届けします。
拒食の背景にある“自分を守りたい”という気持ち
拒食は「食べたくない」という意思だけでなく、「食べることが怖い」「自分を守りたい」という感情が根底にあることがあります。
体型や体重への不安、他人の目、完璧でいたいという思い…それらが重なると、食べること自体が不安材料になってしまうことも。
整えの第一歩は、「食べない自分」を責めるのではなく、「怖かったんだね」と気づいてあげること。
私も、食べること痩せない！太る！など極端に思ってしまい怖いと感じたことがありました。
でも、その気持ちに安心感みたいなものが芽生えた時から、少しずつ整えが始まったように思います。
拒食と過食に共通する“整え方”とは
拒食も過食も、行動は違っても「心と体のバランスが崩れている」という共通点があります。
整え方の第一歩は、自分の気持ちに気づき、否定せずに受け止めること。
そのうえで、栄養サポートやカウンセリング、安心できる環境づくりが大切になります。
小さな整え習慣を積み重ねることで、心と体は少しずつ回復へ向かいます。
整えは、急がなくていいんです。
小さな気づきからが、やがて大きな安心につながっていきます。
「やめたい」と思ったときにできる、小さな整えのヒント
「過食をやめたい」と思ったとき、まず大切なのは“自分を責めないこと”。
その気持ちに気づけた自分を、そっと認めてあげることが整えの第一歩です。
行動を変える前に、心の整えから始めてみましょう。
たとえば、深呼吸をする、整えメモを書く、信頼できる人に話してみる…
そんな小さな習慣が、やがて大きな安心につながっていきます。
この章では、「やめたい」と思ったときにできることを、私の視点でやさしくご提案します。
整えメモを書くことで、心の声に気づける
「過食をやめたい」と思ったとき、整えメモを書くことは心の整理にとても役立ちます。
書くことで、自分の気持ちや行動の背景にある“本当の声”に気づけることがあります。
たとえば、「なぜ食べたくなったのか」「何が不安だったのか」など…その時の感情を言葉にすることで、心が少しずつ整っていきます。
最初は違和感や、めんどくささ、しんどさが目立つかもしれませんが、無理なく1行からでもと思います。
あきらめない気持ちが継続へと導いてくれて、それらが、本当に叶えたいことに、つながっていきやすくなります。
整えメモは、私自身も心の鏡でした。
書くことで、気づけなかった気持ちにそっと出会えていった気がします。
そして「ピン！」ときたみたいに腑に落ちるというか、自分の歩幅で理解できていったように思います。
信頼できる人に話すことで、心が整っていく
「過食をやめたい」と感じたとき、誰かに話すことはとても大きな整えになります。
信頼できる人に、今の気持ちを少しだけでも伝えることで、心の重さが軽くなることがあります。
話すことで、自分の気持ちを言葉にできたり、思いがけない安心を受け取れたりすることも。
私の経験からも、話すことは、勇気がいるけれど…その一歩が、整えの扉をそっと開いてくれることもあるのだと思います。
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気になるタイトルがありましたら、覗いてみてくださいね。
みなさんらしい食べ方と生き方が、そっと整っていきますように…そんな願いを込めて、これからも発信を続けていきます。
管理栄養士 平野ふみ
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■参考文献
–厚生労働省「栄養・食生活」
–日本栄養士会「栄養と健康」
–平野ふみ著「摂食障害を乗り越え管理栄養士に 自分のことを好きになるダイエット」
▶無理なく続けるための「3ステップ」、まずは気軽に受け取ってみませんか
【まとめ】
「過食をやめたい」と感じることは、心が整えを求めているサインです。
拒食も過食も、行動の違いだけでなく、背景にある感情に気づくことが整えの第一歩。
自分を責めるのではなく、そっと気づいてあげることで、心と体は少しずつ整っていきます。
整えメモでは、そんな気持ちに寄り添いながら、やさしく整えるヒントをお届けしています。
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今日からも、私の言葉が誰かの安心につながりますように。
小さな整えが、やがて大きな回復へとつながっていきますように。
最後まで、読んでくださってありがとうございました。