「ダイエット」という言葉に、前向きな期待を抱く方は多いかもしれません。 でも、気づかないうちに「落とし穴」に入り込んでしまうこともあります。
極端な食事制限や過度な運動、体重の減少に執着する思考は、摂食障害の引き金になることも。
このブログでは、ダイエットの落とし穴がどのように摂食障害に繋がるのか、心と体のメカニズムを整えながら紐解いていきます。
「痩せたい」気持ちが「苦しさ」にならないように、安心して食べることの大切さを一緒に見つめていきましょう。
今回は、こころとカラダの栄養ダイエットでカウンセリング栄養コーチをしている管理栄養士の筆者が「ダイエットの落とし穴と摂食障害の関係性を整える」をお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。
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目次
ダイエットの落とし穴が生まれる背景とは?
ダイエットを始めるきっかけは人それぞれ。
でも、無理な制限や極端な目標設定が続くと、心と体のバランスが崩れてしまいますよね。
特に「痩せること=価値」と思い込んでしまうと、食事や体型への執着が強まり、落とし穴に気づけなくなってしまうことも。
この章では、社会的背景や心理的要因、生物学的な反応など、摂食障害に繋がるダイエットの落とし穴の構造を整えていきます。
社会的な理想像が落とし穴を深める
最初はただ痩せたくて、深く考えずにダイエットを始めだして、その後、体重が減り出した喜びと、周囲から「痩せたね!」などの称賛を浴びてしまうと、さらに、制限ダイエットに陥りやすくなります。

そうして極端に食事を制限し続けてしまった結果、カラダが飢餓状態にも耐え切れなくなり、強い食欲が発生してしまう、こころとカラダのメカニズムがあります。
一度、食事を始めると止められず、短時間で極端な量の食べ物を食べてしまう暴飲常食状態になり、その後は強い「自己嫌悪」に陥り、また繰り返していていき、どんどんと過食衝動が強くなっていってしまいます。
私も、理想に引っ張られていた時期がありました。今は、自分の体の声を聞くことを大切にしています。
心理的な不安が制限行動を強める
「食べたら太る」「我慢しないとダメ」そんな思考が強まると、食事が“敵”になってしまいます。
不安やストレスが強いと、食事制限や過度な運動に逃げることで安心しようとする傾向も。
でも、それは一時的な安心であり、長期的には心身の不調を招きます。不安を整えるには、食事との関係性を見直すことが大切です。

摂食障害に繋がるダイエットの落とし穴
ダイエットが摂食障害に繋がるケースは少なくありません。
特に、過食・拒食・過食嘔吐などの症状は、極端な制限や自己否定から始まることが多いです。

この章では、摂食障害の入り口となるダイエットの落とし穴について、具体的な行動や思考パターンを整えていきます。
過食衝動を招く“飢餓状態”
極端な食事制限が続くと、体は飢餓状態になります。脳は「生きるために食べて!」と強い指令を出し、過食衝動が起こります。
これは意志の弱さではなく、体の自然な反応。
まずは、過食衝動を責めず、体の声を整えて受け止めることが大切です。
私も過食してしまった自分を責めていた時期もありました。でも、それは体がSOSを出していたんだと気づけていけたように思います。
拒食や過食嘔吐に繋がる思考のクセ
「食べたら太る」「食べることが怖い」そんな思考が強まると、拒食や過食嘔吐に繋がることもあります。
体重や見た目への執着が強くなると、食事が“コントロールすべきもの”になってしまい、心の健康が損なわれます。
まずは、食事を“整えるもの”として見直すことが、回復への第一歩です。
ダイエットを整えるためにできること
ダイエットを“整える”ためには、心と体の声を聞くことが欠かせません。

無理な制限ではなく、安心して食べること、動くこと、休むこと。
この章では、摂食障害の予防と改善に繋がる、ダイエットとの向き合い方を整えていきます。

安心して食べることが整えの第一歩
食べることに罪悪感を持たず、安心して食べられる環境を整えること。
それが、ダイエットの落とし穴から抜け出す第一歩です。
食事は体を整える大切な時間。
“食べる=太る”ではなく、“食べる=整える”という視点を持つことが大切です。
私自身も食べることが怖かった時期もありました。でも、今は無理なく“整える”を大切にして食事をしています。
体型よりも“整った感覚”を大切に
体型や数字にとらわれすぎると、整えの感覚が失われてしまいます。
「今日はよく眠れた」「気持ちが穏やかだった」そんな感覚こそが、整った証。
ダイエットの目的を“整えること”にシフトすることで、心身の健康が保たれます。
【まとめ】
ダイエットの落とし穴は、誰にでも起こり得るもの。
でも、そこに気づき、整えていくことで、摂食障害の予防や改善に繋がります。
「痩せたい」気持ちが「苦しさ」にならないように、食事や体との関係性を見直すことが大切です。
このブログでは、ダイエットと摂食障害の関係性を整えながら、安心して食べること、動くこと、休むことの大切さをお伝えしました。
▶こちらも参考になります🔗「過食をやめたい…拒食との違いと整え方とは?」
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🔗「整えメモ」シリーズのブログ一覧
管理栄養士 平野ふみ
■参考文献
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
WHO「Healthy diet」
平野ふみ著「摂食障害を乗り越え管理栄養士に 自分のことを好きになるダイエット」
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