ダイエットを始めるとき、多くの人がまず気になるのが「糖質」です。糖質を減らせば痩せられるのでは?と考え、極端な糖質制限に走ってしまう方も少なくありません。
しかし、糖質は私たちの体にとって大切なエネルギー源であり、完全に排除してしまうと心身の不調やリバウンドにつながるリスクがあります。
ダイエット成功の鍵は、糖質を怖がらずに、糖質を含めた栄養を偏らないように整えること。
脂質やタンパク質との関係性を理解し、安心して食べられる工夫を取り入れることで、無理なく続けられる健康的なダイエットが可能になります。
この整えブログでは、糖質とダイエットの正しい向き合い方をわかりやすく解説し、読者が「安心して食べる未来」へ進めるようサポートしていきます。
※炭水化物は糖質と食物繊維のことですが、ここでは主にエネルギー源となる「糖質」をメインに記事にしています
今回は、こころとカラダの栄養ダイエットでカウンセリング栄養コーチをしている管理栄養士の筆者が「糖質制限だけじゃない!ダイエット成功の栄養バランス術」をお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。
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目次
糖質を正しく理解して安心できるダイエットへ
糖質って、減らすほど良いと思っていませんか?
でも実は、心と体にとって大切な栄養素。怖がらずに、味方にしていくことで、安心して食べられる毎日が整っていきます。
どうしてもダイエットを始めるとき、主食でもある糖質は目立ちやすいのもあり「糖質は悪者」というイメージを持つ方は少なくありません。

しかし、糖質は脳や筋肉のエネルギー源であり、完全に排除すると集中力の低下や疲労感、さらにはリバウンドの原因にもなります。
大切なのは糖質を怖がるのではなく、正しく理解してバランスよく摂ること。
例えば、白米やパンなど精製された糖質だけを極端に一度に食べると、血糖値を急上昇させやすい一方、野菜や雑穀などの複合糖質は緩やかに吸収され、体にやさしく働きます。
安心して食べられる未来をつくるためには、糖質を「敵」とせず「味方」として整える視点が必要です。この章では、糖質の役割とダイエットにおける正しい向き合い方を解説します。

糖質を減らしすぎるリスク
糖質を極端に制限すると、体は脂質やタンパク質をエネルギー源として使い始めます。
短期的には体重が減ることもありますが、長期的には筋肉量の低下や代謝の乱れを招き、健康を損なう可能性があります。
さらに、強い制限は精神的なストレスを増やし、過食や、心と体のメカニズム的に太りやすい体質を作りやすくなるなどでリバウンドにつながることも多々です。経験がありませんか?
ですので安心して続けられるダイエットには「減らしすぎない」工夫が欠かせません。
糖質を味方にする食べ方
糖質を味方にするには、食べ方の工夫がポイントです。
例えば、食事の最初に野菜やタンパク質を摂ることで血糖値の急上昇を防げます。また、精製された白米やパンよりも、玄米や雑穀を選ぶことで栄養バランスが整いやすくなります。
ただ、白米やパンを食べてはいけない!ではなく白米やパンを食べられる時も当然に避けられないと思いますので、その時は、野菜や豆類と合わせて食べられることで、この食べ方でも血糖値の急上昇は防げていけます。
だからこそ「バランスの摂れた食事」が世の中で、昔から言われているんですよね。これは綺麗ごとではなく、とても「理にかなっている」ことなんですよね。
これらは、遠回りのようで、一番、近道なダイエット法でもあります。
そして、糖質を適度に取り入れることで、心身の安定や集中力の維持にもつながり、安心して食べられるダイエットが可能になります。
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脂質とのバランスがダイエット成功のカギ
脂質も=太る、と思い込んでいませんか?
でも、選び方次第で、体も心も整える力になります。
糖質ばかりに注目してしまうと、こちらの、もう一つの大切な栄養素「脂質」も見落としがちです。

脂質は「太る原因」と思われやすいですが、実際にはホルモンの材料や細胞膜の構成に欠かせない役割を持っています。
極端に避けると肌荒れやホルモンバランスの乱れを招き、心身の不調につながることも。ダイエット成功のためには、糖質と脂質を敵視するのではなく、両者のバランスを整えることが重要です。
特に「良質な脂質」を意識して取り入れることで、満足感が得られ、食べ過ぎ防止やリバウンド予防にもつながります。
この章では、脂質の種類と上手な取り入れ方を解説し、安心して続けられるダイエットのヒントをお伝えします。
“良い油”を味方にして、無理なく続けられるダイエットを一緒に見つけていきましょう。

良質な脂質と心配な脂質の違い
脂質には「良質な脂質」と「心配な脂質」があります。
魚に含まれるオメガ3脂肪酸やオリーブオイルのオレイン酸は、血流を整えたり炎症を抑えたりと健康に役立ちます。
一方、加工食品や揚げ物に多いトランス脂肪酸や過剰な飽和脂肪酸は、血管や代謝に悪影響を与えることがあります。
ダイエット中こそ、脂質をゼロにするのではなく「どの脂質を選ぶか」が大切です。
糖質と脂質のバランスを整える工夫
糖質と脂質は、互いにバランスを取ることで体にやさしく働きます。
例えば、糖質を摂るときに良質な脂質を一緒に取り入れると、血糖値の上昇が緩やかになり、満腹感も持続します。
例えば、朝食に全粒パン+アボカド、夕食に玄米+サーモンなど、組み合わせを工夫することで「安心して食べられる」食事になります。
ダイエットを長く続けるためには、糖質と脂質を敵にせず、味方にする視点が欠かせません。
🔗▶こちらの記事も参考になります▶「 ダイエットは「栄養」を軽視しないことで、その後の辛さに繋がらない 」
タンパク質と栄養バランスで持続可能なダイエットへ
糖質や脂質と並んで、ダイエットに欠かせないのが「タンパク質」です。
筋肉やホルモン、免疫機能の材料となるタンパク質は、健康的に痩せるための土台を支えています。
糖質を減らしすぎたり脂質を避けすぎたりすると、タンパク質の重要性が見落とされがちですが、実際には三大栄養素のバランスを整えることがダイエット成功の近道です。

特にタンパク質を適切に摂ることで満腹感が持続し、過食防止やリバウンド予防にもつながります。この章では、タンパク質の役割と、糖質・脂質とのバランスを意識した食事の工夫について解説します。
ダイエット中こそ、タンパク質も大切な味方。3大栄養素のバランスも乱れないようにしていくことで、心も体も満たされて、続けられる安心感が生まれます。
カロリーや“食べること”を怖がらずに、整えていきましょうね。
タンパク質不足が招く落とし穴
タンパク質が不足すると、筋肉量が減少し基礎代謝が低下します。
その結果、同じ食事量でも消費エネルギーが減り、痩せにくい体質になってしまいます。また、肌や髪の健康にも影響し、見た目の不調にもつながることがあります。
ダイエット中こそタンパク質を意識的に摂ることが、健康的に痩せるための大切なポイントです。
バランスを整える食事の工夫
タンパク質を取り入れる際は、糖質や脂質とのバランスを意識することが重要です。
例えば、鶏肉や魚などのタンパク質を主菜にしつつ、玄米や雑穀を副菜に組み合わせることで、血糖値の安定と満足感の持続が期待できます。
さらに、良質な脂質を加えることで栄養吸収が高まり、心身の安定にもつながります。
三大栄養素をバランスよく整えることで、安心して続けられる持続可能なダイエットが実現します。
🔗▶こちらの記事も参考になります▶「ダイエット成功の秘訣!「リバウンドなし」のための方法とその解説」
【まとめ】
ダイエットにおいて「糖質を減らすこと」ばかりが注目されがちですが、実際には糖質・脂質・タンパク質の三大栄養素をバランスよく整えることが成功の鍵です。
糖質を怖がらずに正しく理解し、良質な脂質を選び、タンパク質を意識的に摂ることで、安心して食べられる未来につながります。
極端な制限や偏った食事は、一時的な成果をもたらすかもしれませんが、長期的には心身の不調やリバウンドを招くリスクがあります。大切なのは「続けられる整え方」を見つけること。
無理なく、安心して、そして自分らしく取り組めるダイエットこそが、本当の意味での成功です。
整えブログでは、こうした視点を大切にしながら、読者が自分のペースで前に進めるようサポートしていきます。
管理栄養士 平野ふみ
◆参考文献
– 厚生労働省「日本人の食事摂取基準」2025年版
– 日本栄養士会「栄養と健康の基礎知識」
–平野ふみ著「摂食障害を乗り越え管理栄養士に 自分のことを好きになるダイエット」
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